07.07(月)
・生活はいくらでも改善できるからこそ、ある程度のところで置いておくことが必要になってくるんだろう。とはいえ、妥協という見方は好きではなくて、最善を目指しつつも完璧などないという前提で生活し続けたいと思っている。
・工事業者のプロフェッショナル感がなんだか好きだ。仕事だからある程度大袈裟に話しているところはあるはずで、過度な期待をしているわけではないが、それでもなんだか頼もしい。
・家中の窓を開けてみると、気持ちの良い風が入ってきた。

07.08(火)
・ほんとメガドンキは天才だ。コンビニは絶対に許さない。
・噂の高いお米を買ってみた。帰国したらコンビニのおにぎりの値段が爆上がりしており、お米がないという状況だったので、今だにこの流れがよくわかっていない。というか、スペインへ行く前も移動生活をしていたから、炊飯器なんて使えなかったし、白米を食べたいときはパックのご飯を買っていたから、元々のお米の値段をすっかり忘れてしまっていた。だから、こういうときに買っておくと後から思い出して記念になるかもというミーハー精神で、きっと高いであろう少量のお米を買ってみたのだった。
・新しい生活が始まる。不確定要素というか、「思いがけず」という要素が生活に混ざり合っていくことを、これからは待っていたいと思う。

07.09(水)
・夜風にあたる。植物を育て始める。知らない面を知っていく。
・インテリアは見た目が重視されがちだが、生活をするともっと五感を使うはずで、確かにそういった面は軽く見られがちなのかもしれない。
・パンデミックのときに買った、カラーマネジメントモニターを数年振りに使ってみる。久しぶりすぎて慣れない。移動生活でモニターなしに適応してしまったから、画面が広いと逆に使いにくい。足るを知るを無意識にしていたのかもしれない。しばらく使ってみて様子を見よう。
・利他って能力なんじゃないか。そういう社会的素質を汲み取れる人だけのものなのでは。

07.10(木)
・買い物に行くと大雨になってしまい、帰るに帰れなくなった。冷房が効いたスーパーの中で、ずぶ濡れの肩が冷えてきたが、どうせもう濡れてしまっているならと、少し楽しい気分になった。時間を掛けて店内を物色する。世の中には知らない分野で様々なものが開発されている。
・ようやく料理の出来る設備が揃った。なすとピーマンの味噌炒めとだし巻きを作る。ピーマンは好きだが、なすといえば、まあ食べられるけどみんなが言うほど食べたくなる食材ではないよねと思っていた。作ってみると、なすはピーマンと味噌と炒めるとこんなに美味しくなるのかという結果だった。ベルクのだし巻きが繊細な味わいで美味すぎたので、自分でも再現できるようになりたいと思い、しばらくだし巻きを作って練習してみることにした。初回は醤油を入れすぎたのか、しょっぱすぎた。でも、こういう実験が楽しい。料理は変化があっておもしろいのだ。使った白だしも相性が良くなかったのだろうか。のびしろしかない。
・あぁ、何にもできないなぁという気持ち。帰国してからなのか、短期で組織で働いてみてからなのか。心がどこかへ行ってしまったような。俺は何をもって満足とするのだろうか。問い方自体が違う気がしつつ、足りないものを心配し続けている気がする。

07.11(金)
・心地よさ。共存とは螺旋のように続いていく前提があるもので、違和感や疲労はむしろ通っていくものであり、単なる快と不快ではない道を探っていくことなのではないか。共にいながらも、そういうあわい自体の豊かさを一つずつ知っていきたい。
・今はまだまだだが、段々良くなってくるだろうと大概思っている。
・地元の超美味しい餃子を冷凍で購入しておいた。この美味しさを周りに布教したい。それだけできればまあ良しだな。
・アマプラでなんとなく「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」を観てみた。久しぶりに映画を観た気がしないでもない。爽快な映画であった。詐欺なんてできないが、生きるために当然のように必死に立ち回ってしまう自分は、利他という素質を持っていて、平気で「大人ならさ」と語るような人とは全くの別物であるような気がしてくるのだった。

07.12(土)
・ほんと生活をしていると、仕事や企画がどんどん後回しになってしまう。どうしたらいいのだ。だが、日々できることは増えていく。
・リビングはコワーキングではないが、友人たちに気軽に使ってもらえるようなスペースにしていこうかと考えてみる。
・「補助金パワー」で敵を倒すヒーローは目覚めが良いのだろうか。
・玄関に飾る写真を印刷して注文した。定住もしたことだし、高品質なプリンターを買って、自分で印刷できるようにしてみようか。調べると物凄い値段。あぁ、作品制作ってお金掛かるなぁ。

07.13(日)
・毎朝、換気のために家中の窓を開ける習慣が作られてきたのだけど、なんだかその時間が好きになってきている。
・買い物から帰ると、右手の小指につけていたお気に入りのリングがひとつなくなっていた。お店に戻ってスタッフに聞いてみたが、どうやらそこにはなさそうだった。あきらめてお店を後にすると、後からスタッフが追いかけてきてくれて、もう一度探したらレジ近くで見つけたようだった。本当に良かったし、ありがたい。見つかって嬉しかったが、ぼうっとしていたせいかクールなリアクションになってしまった。せめてものサービスとして元気なリアクションをお届けしたかった。そこだけ悔やむ。それにしても、まさかリングが指から抜けてしまうとはね。前の仕事ではずっと指がむくんでいたから、リングがむしろきつかったのだが、気付けば指はほっそりしていて、リングが小さくなっていた。今後は気をつけなくては。指のサイズはこんなにも体調で変わるものなんだと実感した。落とし物は多くない人間だと思うが、何かをなくすとほぼ毎回返ってきている気がする。落とし物返却運だけは強い。
・心が動かないならば、そのままでいいんじゃないか。植物に水をやったり、ご飯を作ったり。それでいいじゃないか。

