日記的雑記帳「カイエ」|2025.11.03-11.09

11.03(月)

・「今日もいい日になるぞ〜!」とわりと本気で朝から思うの大事だ。

・本棚をどのように作るか、考えあぐねている。あぐねること、多いな。一つひとつやっていこう。

・新しいプロジェクトの名前がすっきり決まらない。あぐねる。

・相槌の多さは、相手の言葉を濁すのではないか。

・気持ちが落ち着かなかった。良い日にするには、自身でスイッチを押す必要がある。

・祭りがやっていたので、締めの時間に見に行ってみた。ぶらぶらしていると、屋台を片付けているおじさんに「これ持っていきなよ」とじゃがバタを渡された。どうせ破棄するからとくれたようだ。居酒屋の前を通ると、ちょうど出入りしていた人が、「ビール好きならあげますよ」と言われて断ったが、おそらくそれも無料だったのだろう。急に話しかけられて警戒してしまった居心地の悪さと、ぬるさで容器に水滴のついたじゃがバタを貰えた僥倖を抱えて家に帰った。

11.04(火)

・はりねずみとさみしさ。

・書くことで、自身の感情と起こった事象を剥がしていく。「書きつける」とはそういうことでもあるのだろう。物事を眺めようとすると、気持ちが落ち着いていく。そうした一連の流れを自己治療的だと自身は思っているのだろう。

・腑に落ちるという感覚は、自分なりに解明できてきているときに感じるのだと思った。

・家の鍵を落としたが、すぐに拾ってもらえた。ほんとに落としたものが返ってくる運が良い。

・「何かができない」という状態を前提にすることが、何かを始めていく出発点である。

・よく内省された言葉というか、練られた言葉はわかってしまうもので、だからこそ美しく感じる。

11.05(水)

・各自が好きな本を読む、小さな集まりをやってみた。喜んでくれたようで良かった。リビングのテーブルでそれぞれが好きなことをするような時間、だからこそ捗ることはあるはずで、定期的にやってみようと思う。

・自力でAIへのプロンプトを考案しようとするのは、もはやDIYのような行為なのかもしれない。

・人がどのような本を読むのか気になりすぎる。

・気分はいつだって自分の中にあって、取り戻せるものなのだ。

11.06(木)

・なぜか無駄に焦っている数日だったが、コーヒーを飲みながら本を読む時間はとても豊かだと思った。気分はいつだって自分の中にあって取り戻せるのだ。そう思いたい。

・10年前に取得して以来、初めてのパスポートの更新をしてきた。オンライン申請で楽だった。できあがったパスポートは、パスポートの仕様自体も新しくなったため、デザインが『富嶽三十六景』になっていて、「マウントフジ」「JAPAN感」がすごかった。パスポくんという、更新を促すキャラクターもいるらしい。なんなのだこの国は。

・アーシュラ・K・ル=グウィン『さいはての島へ:ゲド戦記 3』を読み終わり、読書会をした。改めて、『ゲド戦記』という物語は、読めば読むほど深みの出る、まさに「まみれていく」と表現できるシリーズだと思う。最初は複雑で抽象度が高いように思えるのだけど、生と死や自由と制限など、古典的な教訓のようなものを含みつつ、どの時代でも「今を生きる」自分たちに深く問いかけてくる物語であるように思う。

・この読書会が特に楽しいと感じている。考察や意見の表明ではなく、各自が本を読んで「何を受け取ったのか」を話しているからこそ、場によって言葉が引き出される感覚、変化してどこかへつながっていく感覚を覚えるのかもしれない。「うわぁ、そういうことかも!!」という発見が、自身で喋っていても、話を聞いていても多い。オンラインやオフラインの読書会を続けていく上での手がかりになりそう。

・読む前の自分もそうだったが、多くの人の『ゲド戦記』の印象といえば、やはりジブリのアニメ映画だと思う。だけど、原作を読み、読書会を重ねていくと、まったく異なる印象を抱くので、これはどうにかしたいと思った。社会的意義を感じた。

11.07(金)

・年齢を重ねると、「わからない」ことが認め難くなるのだろうか。知り得ないことを楽しめるジジイでいたい。

・たくさんの人々が目の前を通っていく。最近はそれらに上手く対応できていない感覚がある。人を人だと対応していると、疲れ切ってしまうと思うときがある。気分を自分の中にある意識をしないと持っていかれそうになる。まぁでも長い目で見ることだろうなとも思う。まだ始めたばかり。波だ、波。

11.08(土)

・「禁酒法ってよく考えたらすごいことしてる」と本を読みながら思った。スーパーで何気なくビールに手を伸ばしたところで、そういえばゆる禁酒をしていたことに気が付いた。ノンアルビールを買ってみた。帰ってきて飲んだらすごく不味かった。お酒はアルコールありきで味が成り立っている気がする。

・ユーロのパジャマシャツのような服を着ていたおばあちゃんがいて、めっちゃいいなぁと思って話しかけてみたかったが、勇気が出なかった。

・人の感覚には手を出せないものだよなぁと思う。

11.09(日)

・階段で転びそうになり、指を負傷した。いたい。

・猫のサバトラ(黒とシルバー)模様って、水面の波紋みたいだ。

・置き場所がなくて椅子の上に置かれた加湿器はとても哀愁があった。

・やってみたいことがあるとき、頭の中にそれをしているイメージが湧くなら、やったほうがいいという直感がある。想像どおりに事がおさまることを期待するというより、イメージがあるということは、やってみたいことを自分で信じられている状態だと思うから。