07.20(月)
・スペイン対アルゼンチンのワールドカップ決勝を観る。お互い上手すぎて、球際も激しくて、めっちゃおもしろい。やっぱりペドリやめて、ロドリをメインにすると役割はっきりしているのが良さとして出ている気がする。ペドリ出てほしいけど。ハーフタイムショーで、マドンナとロナウドとロナウジーニョが車運転してて笑った。ずっとスペインが攻めているけど、アルゼンチンは最後はやらせない展開。延長の最後はずっと決定機を外し続けてきた、フェラン・トーレス。ついにスペイン優勝。これは嬉しい。なかなか点が入らなかったけど、サッカーとして観ていておもしろい試合であったのが良かった。今大会のワールドカップは、自分の中で過去一、試合を観ていた気がするけど、睡眠と引き換えに随分と楽しめたと思う。いい思い出になった。来シーズンの選手の移籍の動きも気になる。もう試合がないのは少し寂しい。
・今年のワールドカップを楽しめたのは、各チームに抱いている印象を一旦棚に上げて、あらゆるチームの試合を一度観てみる、ということをしたからだと思った。日本とスペインは応援するとして、モロッコやアルゼンチンは前回大会でおもしろい印象があったから観ようと思っていたけど、それ以外もこのチームは観なくていいというのをなるべくしなかった。何度か観た上で、まあこのチームは観なくていいかと、段々と絞っていくことで、大会全体を楽しめたし、思いがけず気になるチームや選手も出てきて、固定概念を外せた感じが良かった。もう10年以上、FCバルセロナの試合を観続けているが、そもそも私は、クラブチームや国を応援することの前に、「おもしろいサッカーが観たい」という気持ちがあることに今さらのように気が付いた。バルサはその確率が高いということだし、ワールドカップも「おもしろいサッカーが観たい」に気付けたから楽しめたのもあるんだろう。決して「おもしろいサッカーが観られれば何でもいい」というわけではない。おもしろいサッカーが観たい上で、好きなチームや選手の活躍が観たいのもある。今大会は審判のジャッジがとにかく流す傾向にあったり、ハイドレーションブレイクの広告枠であったり、ショーとしてスムーズに楽しめる設計がなされていて、商業的すぎるとも思うが、サッカーはサッカーとしておもしろいスポーツだと思えているので、結局楽しめてしまったなと思う。いやーたのしかった。

07.21(火)
・焦るようなことは去ったはずだったが、無意識に呼吸が浅いような気がした。したかったことを手放して、合間に読みかけだった村上春樹『騎士団長殺し』を少しずつ読み進める。肖像画家と免色のやりとりが、自分の中の何かを剥がす作業と重なっていく。久しぶりにコーヒーを淹れて飲んだ。コーヒーは1杯までとか、食後に食べ物を口にしないとか、どこか自身に制限を設けているところがあって、でもコーヒーは何杯でも飲んでもいいし、食後に何か食べたら歯磨きをまたすればいい。そういう気持ちでいたい。
・村上春樹『騎士団長殺し』は休憩して、くどうれいん『桃を煮るひと』を読んだ。手持ちのラストの梅シロップがなくなったときのことを早くも憂いていたが、まさにタイトルの章を読んで、そうか、そのときは桃を煮ればいいのか、と思った。

07.22(水)
・ZINEの感想や受け取ったという報告をちらほら聞くようになって、照れる気持ちもあるが、やっぱり嬉しいものだなと思った。言葉の往来、言葉によってどこまで行くことになるのだろう。
・「パン」と「ペン」を言い間違えていて、3人で爆笑できたのがかなり良かった。そう思うとパンって、幸福みたいなものと近しい物体だと思っていて、実はすごいものなのではと思ったりした。

07.23(木)
・ワールドカップが終わったので、睡眠の習慣を整えていくことにした。ここ数日、なんだか気怠さがあって、そういえば、疲れというものは、ガソリンのメーターのように減っていくもの、というざっくりした認識があったが、本当にそうなのだろうかと思い始めた。調べてみると、そうではないらしい。身体のサイン、モードを示すもの、今できる出力はこれぐらいですよと身体が教えてくれているのが、疲れというものなのかもしれない。
・AI動画を本物だと信じてしまって悔しがる人を慰めた。

07.24(金)
・生活に追われている。抱えながらどうしようかと思い続けている。
・ZINEの感想をもらえることが増えてきた。受け取ってもらえること。その人の何かにつながっていくこと。そういったことを聞かせてもらえるのって、こんなに嬉しいことなんだなと。つくってよかったし、また必ずつくるぞという気持ち。

07.25(土)
・今年は生きてるセミより、死んでるセミを先に見た。
・実写ドラマ版の『ONE PIECE』シーズン2を観ている。ゾロの三刀流って、漫画を読みながら当たり前のように受け入れていたけど、改めて実写で観てみると、すごいことしてるなと思った。

07.26(日)
・見返りを求めていては、とてもやっていけないからね。
・くどうれいん『桃を煮るひと』を読み終わった。とろろの章を読んで、そういえば、私もとろろがおいしいと今年ようやく知ったことに気付いた。なんとなくだが、とろろは不味くはないけど、味が薄くてネバネバしていて、何で出来ているのかも知らないし、余計なものという印象を長らく抱えたように思う。でも、お好み焼きに長芋を入れると美味しいことを教えてもらって、そこで長芋ってとろろでもあるんだと知った。長芋は焼いても、とろろにしてもおいしかった。最近は食に対して、こういう長年のなんとなくの印象が崩れることが増えてきて、そういうことを逐一楽しんでいる。
